竜王山にまつわる龍の伝説

今からおよそ千七百年ほどむかしの物語
元山の竜王山にも、むかし、二匹の竜が棲んでいたという。
あるときは人々を震え上がらせ、
また、あるときは救い・恵の手を差し伸べたと言い伝えられている、
青龍と赤龍の二匹の龍の物語。

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2024.08.19

山陽小野田市に息づく元気創造の物語『龍王伝説』

山陽小野田市に伝わる「龍王伝説」は、旧小野田市のシンボルである竜王山にまつわる龍の伝承を起源とし、地域の活力を象徴する新たな物語として創り出されました。平成13年(2001年)に開催された「山口きらら博」を契機に誕生し...

龍王伝説の公演・出演一覧

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創作舞台『龍王伝説』

物語

むかし、九州の日向国灘(ひゅうがのくに)で、
クマソという豪族(ごうぞく)があばれまわっていた。
そこで仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)は、
神にお祈りをし、国に平安をもたらすため、
日向国へと軍船で旅立ちました。
瀬戸内海を西へ西へと進んで、
やがて、
小野田の本山岬の沖合いにさしかかたときのことだ。
今まで晴れていた空に
黒雲がひろがりはいじめたかと思うと、
風も強くふきだし、波もうねりはじめた。
軍船は、木の葉のようにもまれはじめた。
今まで見えていた遠くの山々も見失って、
方角もわからなくなった。
とうとう、
たくさんの軍船ははなればなれになっていった。
そのありさまを見た天皇は、
「この災難を助けてくださるよう、海神においのりしよう。」
と、いのりはじめた。
すると、はるか沖のほうから火の玉があらわれ....

山陽小野田市に古くから伝わる龍の伝説を題材に作り上げた元気創造伝説「龍王伝説」。独特な世界観に包まれるミステリアスな舞台演出。

火の化身で地底のマグマと太陽のエネルギーを象徴する「赤龍」と水の化身で地表の森や川、海と月のエネルギーを象徴する「青龍」で表現し、太鼓隊と龍舞隊で元気創造伝説を神秘的に表現する舞台『竜王伝説』

龍王伝説は伝統芸能として、山陽小野田市の地域発展のため活動しています。ぜひ出演をご希望の方は下記よりご連絡ください。

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